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鍼って痛いの?

この質問は鍼灸治療を受けようと思っている患者さん全てが一度は思ったことがあるのではないでしょうか?

鍼はわざと患部に傷を付けて血流を劇的に改善して症状の緩和を図るのです。

ですから適度な痛みを感じさせないと脳が痛みを感知して自然治癒能力をあげてくれません。

適度な痛みとは鍼が刺さっている感覚があって嫌でなければ良いのです。

心地よい痛みとか暖かくなるならなお良いのです。

まったく感じない鍼も駄目ですし、痛すぎる鍼も駄目なのです。

一般的に「凝り」が重症な患者さんほど鍼の痛みを全く感じません。

軽症な人ほど痛みを感じやすいのです。

この痛みの感覚は患者さんに聞きながら二人三脚で治療しますのでご安心ください。

間違っても痛いのに無理やり治療することはありません。

「適度な痛みが病気を治す」と思っていただけるとありがたいです。


2026年02月25日

何回で治りますか?

こんな症状ですが何回くらい通えば治りますか?

患者さんからすれば辛い症状を早く改善したい気持ちは良く分かりますし、鍼治療の門を叩いてくる患者さんの多くは長年慢性疾患で苦しんでおられる方が多いのも事実です。

しかしながら同じ肩凝りでもみんな重症度が違うのです。

どれくらいで治るのかはハッキリと数値化は出来ませんが次の3つのファクターで決まります。

1.どれくらい老廃物が溜まっているか?
2.患者さんの代謝がどれくらい良いか?
3.鍼灸師の腕


1.どれくらい老廃物が溜まっているか?


鍼灸は「凝り」を取る医学だと伝えました。

「凝り」とは老廃物(尿の前駆物質)が筋肉中に溜まった老廃物です。

この老廃物がどれくらい溜まっているかは数値化や画像化が出来ませんので誰にも分からないのです。

一般的には症状が出てからの期間が長いほど多く溜まってしまいますが、莫大なストレスがかかってくると一気に老廃物が溜まる事もあります。

本人に無自覚でじわじわと溜まってしまい、症状が出た時にはかなり多くの老廃物が溜まっていることもあるのです。



2.患者さんの代謝がどれだけ良いか?


基本的には鍼灸治療に救いを求めてくる患者さんは代謝が悪いです。

代謝が悪いから老廃物が溜まりやすく、抜けにくいのです。

代謝が良い人というのは常日頃運動をしている人です。

部活でスポーツをしている人とかプロのアスリートなどが当てはまります。

これらの人は運動不足の人に比べると圧倒的に治りが良いのです。

私がする限り世界で一番代謝が良いのが大谷翔平選手ではないかと思います。



3.鍼灸師の腕


一般の方々は鍼灸師はどれも同じ腕だと思っています。

我々は薬を使うわけではなく鍼一本で体の代謝を良くして老廃物を排出させるということをしています。

デトックスをしているのです。

効果を挙げるには鍼の太さ、本数、ツボの選定、治療時間などを1人1人併せなくてはなりません。

同じ患者さんでも日が違えば変わってくることもあるのです。

まさに職人なのです。

ですので鍼灸師の腕はピンからキリまであるのです。

私自身常日頃上達するように努力はしているつもりですがまだまだ上を目指しています。




以上の事を踏まえるととてもどれくらいの回数で治るかとはハッキリとは言えないのです。

私自身は「一回一回の治療に最善を尽くして最短で治します」と患者さんに伝えて治療をしています。





2026年03月01日

こんな病気は治りますか?

こんな症状は治りますか?とかこんな病気は治しますか?とかの質問が良くあります。

鍼灸治療の適症の問題と重なりますので良く説明します。

鍼灸治療は鍼を打って血流を改善して体調を改善しますので基本的にはどんな疾患にも効果はあります。

しかし、絶対に鍼治療が向かない症状があります。

おおまかに4つあります。


1.西洋医学で手術しないと治らないと言われている疾患。

例えば股関節や膝の骨が変形して手術しか方法がない場合。

たまに手術は絶対に嫌だから鍼で何とかなりませんか?と問い合わせがありますが鍼では無くなった骨や軟骨は再生しませんので丁重にお断りいたします。



2.ウイルスや細菌感染の場合。

30年以上臨床をしていますがさすがに今まで鍼で治してくださいと言われたことはありません。

しかし、今は分かりませんが関西地方では風邪で鍼治療に行くといった風習があったそうです。

たしかに鍼で免疫力は上がるかと思いますが、病院に行ったほうが良いと思います。



3.癌などの内臓疾患で手術しか手がない場合。

癌などを治すと標榜している術者や宗教があるのは知っています。

しかし細胞が変化してしまっている場合は鍼は無効だと思います。

心の隙間を狙って勧誘してくる人がいますので注意が必要です。

ただし、もう手術が出来ない場合で痛みの緩和ケアには鍼治療は効果はありますので選択肢の一つに入れても良いかもしれません。



4.遺伝子が関わる疾患、先天性疾患
筋ジストロフィーや血友病、筋委縮症などですが、これも癌同様に痛みのケアには効果があります。



以上の4つ以外でしたらどんな疾患にも効果はあります。

ただし、年齢、性別、重症度、患者さんの体質によりどれくらいの効果があるのかは個人差があります。


2026年03月02日