何回で治りますか?
こんな症状ですが何回くらい通えば治りますか?
患者さんからすれば辛い症状を早く改善したい気持ちは良く分かりますし、鍼治療の門を叩いてくる患者さんの多くは長年慢性疾患で苦しんでおられる方が多いのも事実です。
しかしながら同じ肩凝りでもみんな重症度が違うのです。
どれくらいで治るのかはハッキリと数値化は出来ませんが次の3つのファクターで決まります。
1.どれくらい老廃物が溜まっているか?
2.患者さんの代謝がどれくらい良いか?
3.鍼灸師の腕
1.どれくらい老廃物が溜まっているか?
鍼灸は「凝り」を取る医学だと伝えました。
「凝り」とは老廃物(尿の前駆物質)が筋肉中に溜まった老廃物です。
この老廃物がどれくらい溜まっているかは数値化や画像化が出来ませんので誰にも分からないのです。
一般的には症状が出てからの期間が長いほど多く溜まってしまいますが、莫大なストレスがかかってくると一気に老廃物が溜まる事もあります。
本人に無自覚でじわじわと溜まってしまい、症状が出た時にはかなり多くの老廃物が溜まっていることもあるのです。
2.患者さんの代謝がどれだけ良いか?
基本的には鍼灸治療に救いを求めてくる患者さんは代謝が悪いです。
代謝が悪いから老廃物が溜まりやすく、抜けにくいのです。
代謝が良い人というのは常日頃運動をしている人です。
部活でスポーツをしている人とかプロのアスリートなどが当てはまります。
これらの人は運動不足の人に比べると圧倒的に治りが良いのです。
私がする限り世界で一番代謝が良いのが大谷翔平選手ではないかと思います。
3.鍼灸師の腕
一般の方々は鍼灸師はどれも同じ腕だと思っています。
我々は薬を使うわけではなく鍼一本で体の代謝を良くして老廃物を排出させるということをしています。
デトックスをしているのです。
効果を挙げるには鍼の太さ、本数、ツボの選定、治療時間などを1人1人併せなくてはなりません。
同じ患者さんでも日が違えば変わってくることもあるのです。
まさに職人なのです。
ですので鍼灸師の腕はピンからキリまであるのです。
私自身常日頃上達するように努力はしているつもりですがまだまだ上を目指しています。
以上の事を踏まえるととてもどれくらいの回数で治るかとはハッキリとは言えないのです。
私自身は「一回一回の治療に最善を尽くして最短で治します」と患者さんに伝えて治療をしています。

