赤ちゃんは何故生まれにくくなったのか?


当院では不妊の鍼治療をするようになってから10年近くが過ぎようとしています。

この間本当に沢山の方々を治療して妊娠・出産に導いてきました。

そして長年の臨床体験の中から不妊の原因がハッキリとわかってきたのです。

それはズバリ「卵子と精子の質が悪い」この一言に尽きるのです。

現代人はまさに質の良い卵と精子が作りにくくなっているのです。



質の良い卵子、精子とは?


精子や卵子の質について述べますと、よくこんな事を仰る患者さんが多いです。

「病院の検査では精子も卵子も異常がありません。なのに妊娠しないのです」と。

西洋医学は卵と精子の質を顕微鏡で見た目だけで正常か異常かを判断しているのです。

問題は染色体が正常なのか?という事です。

これは今の西洋医学では検査して分かっても直すことは出来ません。

精子か、卵子のどちらかでも染色体異常が起こっていれば妊娠出産までいかないのです。

問題は染色体の異常を起こさない卵子と精子を作ることなのです。



何故卵子と精子の質が低下したのでしょうか?


卵子と精子の質の低下は一言で言ってしまえば卵巣や精巣への血流が悪いからです。

血流が悪くドロドロとした汚い血液の中で卵子と精子を育てるので染色体異常を起こす卵子と精子が作られてしまうのです。

卵巣と精巣への血流低下の原因は主に以下の5つがあります。


① 脳が疲労している。

② 姿勢が悪く、骨盤が歪んでいる。

③ 運動不足

④ 冷たい食べ物を食べる

⑤ 食品添加物などの化学物質の摂取


上の5つの原因が現代人の体質を妊娠・出産しにくい体へと変化させてしまっているのです。

これを見て違和感を感じない方も多いのではないでしょうか? 

ここに挙げた原因はあまりにも現代人には普通のことなので違和感を感じないのです。

私が生まれた1960年代からそれ以前には不妊の患者さんなど殆どいなかったのです。

そうです、上記の事は昭和の時代にはあまりなかったことなのです。

ここ30年くらいで社会が急速に変化してしまったため気付いていないだけなのです。



① 脳が疲労している


スマホやパソコンの出現により、肩や首への負担が大きくなってしまい、脳への血流が悪くなっています。

そのことが原因で以前にはなかった脳への疲労の蓄積が起こり、自律神経失調症に陥っているのです。

自律神経がうまく機能しないと女性ホルモンのバランスが崩れてしまい、不妊の原因となるのです。



② 骨盤が歪んでいる


マホやパソコンでの長時間の作業が姿勢の悪化を招き、骨盤の歪みを増長させています。

骨盤の歪みにより、骨盤内臓器である子宮と卵巣への血流を悪化させているのです。

また骨盤の歪みは腰痛となって精子の質にも悪影響をあたえるのです。



③ 運動不足


今の現代人は運動不足に陥っています。

今や都会の人の方が歩くことが多く、田舎の方がすぐに車を使ったりして歩くことが少なくなっているのです。

運動不足は筋力の低下を招き、血流が悪くなってしまうのです。

特に歩くことにより腸腰筋という骨盤内にある筋肉が動きますので子宮卵巣周囲の血流が良くなるのです。



④ 冷たい食べ物を食べる


現代人は兎に角冷たい食べ物を食べ過ぎています。

アイスに代表される食べ物は元より、冷蔵庫機能の発達によりなんでも飲み物に氷を入れて飲むようになったりと、胃腸を冷やすことが多くなったのです。

腸を冷やすことによって周囲の子宮や卵巣も冷やすことになるので不妊の原因となるのです。



⑤食品添加物などの化学物質の摂取


染色体異常を起こしてしまう一番大きな原因はこれではないでしょうか?

今や食品添加物などの化学物質は巷にあふれかえって避けることが難しい状況です。

しかしなるべく自然のものを食べることに心がけましょう!! 

食の問題は急には現れませんので分かりにくいのですが長年の積み重ねが体に明らかなダメージを与えるのです。


以上の5つの不妊体質を改善することにより妊娠しやすい体質に変化させることが可能なのです。


鍼灸治療で質の良い卵、精子を作りましょう!!


それでは鍼灸治療が不妊の体質改善のために出来ることとは何でしょうか?

上記の原因のうち運動不足と食べ物の問題は患者さん自身が変わっていただきたいのです。

鍼灸治療は脳への血流改善と骨盤の血流改善で質の良い卵子と精子が作られるのを助けることが出来ます。

①骨盤のゆがみ →詳細はこちらから

②脳の疲労 →詳細はこちらから



卵や精子の質は年齢に比例しない


卵子や精子の質の低下はおおまかに言ってしまえば出産年齢の高齢化ですが、昨今では20代や30代前半の比較的若い世代でも不妊が広がっていますので年齢だけの問題とは言えないのです。

否、むしろ若い世代のカップルのほうが妊娠しにくくなっている傾向があるのです。

私個人の臨床の体験なのですが明らかに1970年代生まれのカップルから状態が変化してきています。

明らかに1980年代生まれ以上の方は染色体の異常が多く見られます。

生まれたころから、パソコンやスマホがあり、コンビニやジャンクフードだらけ、冷たいものはいつもある、足を使わなくても良い環境、そんな生活に慣れてしまった現代の若者たちの染色体が異常を起こしているのです。

鍼灸治療とともに自身の生活を見直すことによって昔(1960年代生まれ以前)のような体質になればいついかなる時にでも妊娠出産はするのです。