骨盤の歪みからくる不妊の原因


現代人はパソコンなどの長時間同じ姿勢を強いられることにより姿勢が悪くなっっています。

姿勢の悪さは骨盤の歪みを引き起こし、骨盤内臓器である子宮卵巣への血流を悪化させるのです。

骨盤の歪みは血流の悪化を招くだけでなく、生理の経血を体外に排出しにくくしてしまい、お腹の中に血が溜まってしまう現象「汚血」を引き起こします。

この汚血は子宮や卵巣に癒着してしまい不妊の最大の原因とまで言われる悪者です。




骨盤の歪みとは?


骨盤の歪みとは仙骨の歪みです。

仙骨とは骨盤の中央に位置する逆三角形型の扁平な骨です。

この背骨の土台となる骨ですので姿勢に大きな影響を与える重要な骨です。


この仙骨の位置が現代人は姿勢が悪いために仙骨が後方に変異してしまい、いわゆるへっぴり腰になっているのです。

仙骨が後方に変異していることにより下腹部にスペースが生まれてしまい、老廃物や汚血が溜まってしまうのです。





骨盤の歪みによる不妊の原因の具体例

 
仙骨が後方変異したことによる具体的な不妊の原因は以下の4つです。

① 汚血 
② 子宮への血流障害による着床障害と不育症
③ 正常な精子と卵子が作られない
④ 子宮内膜が厚くならない



不妊最大の原因「汚血」とは?


骨盤の歪みからくる不妊最大の原因「汚血」とは何でしょうか?
汚血はなるべく理解してほしい現象ですので少し詳しく説明致します。

不妊の女性の下腹部に触れると固い硬結があるのです。

この固い硬結の正体が「汚血」なのです。



子宮卵巣周辺に古い血が溜まってしまい、血流障害を引き起こすのです

それでは何故下腹部に汚血(古い血液)が溜まるのでしょうか?

これは女性の生理に大きな原因があります。

子宮の内側には、生理機能を営む膜「子宮内膜」があります。

妊娠すれば、そこに受精卵が着床し、脱落膜となり、胎児―胎盤系を形成します。

妊娠しなければ、その膜ははげ落ちて、外に出血として出ていきます。

これがすなわち、月経(生理)です。

妊娠に至らなければ子宮内膜は、2~3日ではげてしまいますが、出血は5~7日も続きます。

これは子宮の出口(外子宮口)は、非常に細い管(子宮頸管)となっています。

一度に子宮内膜がはげても、子宮口が狭いために、1日目は子宮口を開き、2日目にやっと開いた子宮口から内膜が流出するために、この日が最も出血が多くなります。

3日目から減少して、5~7日で出血は終了します。

そして、注意すべきことは、はげ落ちた内膜の逃げ道として、下方の子宮口のみでなく、上方の卵管もあるということです。

1日目に、子宮内腔ははげ落ちた内膜で、内圧が上がります。その圧力で月経血は外へ出ようとしますが、下方は狭くて十分出ることができません。

そこで、抵抗の少ない卵管を伝って腹腔内へと逆流します。

したがって、生理中にお腹の中には子宮内膜を含んだ血液が溜まっています。

それで、お腹、または腰が痛い、あるいはだるくなるのです。

子宮内と違って、お腹の中の血は逃げ場がありませんから、古くなるとドロドロになって骨盤内の臓器どうしを癒着させます。

この生理で逆流した血液が腹腔内で留まっている状態が汚血なのです。

この汚血が溜まっているとお腹にまるで子宮筋腫があるかのごとくに硬結となって現われます。

この硬結をほぐして汚血を解消することが妊娠への大きなステップとなるのです。



生理痛が激しい人は汚血が多い可能があります!!


汚血の存在は自分で下腹部やへそ周囲を指圧して、しこりのような硬いものに触れれば自分でもわかることがあります。

自分で触診できない人でも生理痛が激しかったり、生理の量が少ない人は、内膜が逆流して腹腔内に滞っている可能性が高いのです。

そして汚血はある一定の場所に集中してきます。 私どもは妊娠三線と呼んでいます。

三線なので三つあるわけですが下腹部の中心線が子宮にあたり、その左右が卵巣にあたるのです。

この汚血を速やかに体外に排出して下腹部の異常を解消し、子宮、卵巣への圧迫を除いてあげることが赤ちゃんが授かる一番の近道なのです。