症例73
I.M様 29歳 ご主人30歳
二年前結婚 半年前から妊活開始
多嚢胞性卵胞症候群
生理痛あり
どちらも妊娠に影響が出るほどでもない状況
当院での診察の結果は仙骨後方変位と股関節前方変位が一緒に起こっている現象でした。
つまり子宮が前後から引っ張られてしまい、扁平な形に変形していると思われました。
治療開始後もなかなか妊娠に至らず、胃が硬かったので胃の治療も開始
半年後に妊娠するも化学流産でした。
来院から一年三か月後に体外受精に変更
一回目の採卵22個 17個受精 7個胚盤胞
顕微授精
一回目の移植で見事妊娠。
この症例は明らかにご主人の精子の質が悪かった例でしょう。
以前からご主人は仕事で多忙で疲労がたまっている様子でしたので怪しいとは思っていました。
しかし顕微授精とはいえ7個胚盤胞にまでいったのでそこまでは悪くなかったでしょうし、何より鍼灸治療により奥様の体質改善したことが一回目での妊娠に繋がったのではないでしょうか?