目の奥の痛み(群発性頭痛)

目の奥の痛みからおでこ、側頭部にかけて痛むタイプの頭痛です。
西洋医学では群発頭痛と呼ばれる頭痛です。
原 因
目の奥の痛みは最初、眼精疲労から来るものだと思っていました。
しかし「凝り」理論からしますと眼動脈への血流不足が原因と分かったのです。
眼動脈は内頚動脈から分枝しますので、内頚動脈の血流が悪いを考えられるのです。
内頚動脈は首の最大の筋肉である胸鎖乳突筋の直下を走行していますので、胸鎖乳突筋の「凝り」が内頚動脈を圧迫して生じる現象だと考えられるのです。
当然胸鎖乳突筋の「凝り」だけではなくて肩首全体の治療も必要であることは言うまでもありません。
目は脳と同様に莫大な酸素を必要としますので少しでも脳への血流が悪くなると真っ先に影響を受けるのです。
肩首の治療をした後に目が良く見えるようになった体験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
また目の痛みは側頭部のコリから来ることもありますので要注意です。

鍼 治 療
首肩こりの治療がメインとなります。
その他、眼精疲労と側頭部の治療を加えますと効果的です。