ぎっくり腰は腰の筋肉の肉離れなのです。

通称ぎっくり腰という病態があります。
重たいものを持ったり、姿勢を急激に変えたりしたときに、痛みが走る腰痛です。

ひどいものになると全く動けなくなる人もいるくらいです。
ぎっくり腰は腰がどのようになっているかと言いますと先ほどの仙骨が急激に後方にずれることから発症します。

現象的には仙腸関節と腰の筋肉が肉離れのような症状を起こしています。
ですから痛みが激しく表れるのです。
通常の腰痛とは痛みが全然違いますので治療も気を付けなければなりません。

ぎっくり腰はむやみに揉んだり、温めてはいけません。

ぎっくり腰は肉離れですから、むやみに揉んだり温めてはいけません。
意外と多いのが痛いとすぐに揉んだり温めたりする人がいます。

治療家の先生でも分からない人が多いので要注意です。

この場合は軽いマッサージと鍼灸治療でリンパの流れを促進して傷の治りを早めるのが一番です。
肉離れの特徴は筋が切れますので痛みは激しいのですが、いったんくっつきますと劇的に治るのが特徴です。

ぎっくり腰はしばらく安静が一番！！

ぎっくり腰は激しく痛むので慌てて治療しようとする患者さんが多いのですが、まず安静にしていたほうが良いのです。

しばらく安静にして痛みが落ち着いてきたら鍼灸治療をしたほうが絶対に良いです。肉離れですからむりやり動くとかえって傷口が広がってしまい、悪化してしまうからです。

当院では発症してすぐの治療はお断りしています。
2，3日経過して痛みが治まってからの治療となりますのでご了承ください。