現代人は自律神経が乱れています


昨今の若者を中心に自律神経失調症の患者さんがものすごい勢いで増えてきました。

病院で脳のMRIなどの精査をしても異常が見つからないのに様々な身体的症状を出して苦しんでいます。

このホームページで自律神経が何故狂い、どうしたら治るのかを理解していただけるとありがたいです。

まずは自律神経とはどういうものか?働きとその構造を見ていきましょう。



自律神経とは?

まずは自律神経とは何かを理解しましょう。

神経は機能の面から体性神経と自律神経の二つに大別されます。

体性神経は筋肉などを支配して自分の意志で動かすことが出来ます。

自律神経は心臓・内臓・腺など自分の意志とは関係なく、脳で自動でコントロールしている神経です。

更にこの自律神経は交感神経と副交感神経に分かれて各臓器を脳で自動でコントロールするのです。

自律神経の大まかな働きは下図のようになります。




自律神経失調症の症状

人体の免疫機能や自然治癒能力も自律神経でコントロールされているので、ほぼ全ての疾患がこの自律神経の乱れから来ると言っても過言ではないのです。

自律神経の症状は数え上げたらキリがありませんので当院で特に多い症状を挙げていきます。

・うつ病、パニック障害、などの心の症状

・やる気が出ない、集中力が出ない、根気が続かない、イライラする、、などの本来なら性格的な問題で片づけられてしまうような症状

・動悸、息切れなどの心臓症状

・暴飲暴食をしていないのに胃腸の調子が悪い

・頭痛、めまいなどの脳の虚血性症状

・アトピー性皮膚炎

・不妊

・免疫機能障害(膠原病、血液系の疾患)

この他にも自律神経の乱れからくる様々な症状があります。

実際には痛みや辛さの感覚は個人差がありますので様々な症状があると思います。

病院での精査をして異常がなかった場合は自律神経失調症だと思って間違いはないと思います。



自律神経は何故狂う?

律神経が何故狂うのか?

最初に言いますと脳への血流不足と脊椎の歪みが原因なのです。

自律神経は脳の大脳辺縁系、視床下部、脳幹などの部分から調節を受けています。

自律神経のコントロールタワーと言っても過言ではないでしょう。

各自律神経は脊椎を通って各効果器(心臓、肺、内臓など)に向かって神経を伸ばしていきます。

神経の経路のどこかで障害を受けると自律神経失調症となるのです。

それが脳への血流障害と脊椎の歪みなのです。


現代人を襲う脳疲労

自律神経のコントロールタワーである脳は日々莫大な酸素を消費して活動をしています。

脳は体重全体の5%にしか過ぎませんが全体の15~25パーセントの酸素を消費しますので、少しでも血流が悪くなりますと脳は正常に働いてくれません。

現代人はパソコンやスマホの見過ぎで首肩こりがひどくて脳への血流がストップしている状態なのです。

加えて電磁波やストレスの影響で脳はクタクタに疲労しているのです。


ではどうすれば脳疲労は改善されるのでしょうか?
答えはいたって簡単です。

肩首のコリを解消すれば脳への血流は劇的に改善するのです。

 



首のコリを解消すれば脳への血流は劇的に改善する!!

首には脳へ血流を送る頸動脈と椎骨動脈が左右合わせて4本あります。

頸が凝りますとこの動脈を圧迫していまい、血液がうまく脳へいきません。

脳への血流を改善するにはこの4本の動脈の流れを改善する必要があります。

それには次の三つの治療方法があります。

1.頭頚部境界線の隙間を広げる
2.頸椎の歪みを正す
3.硬くなった頸の筋肉を柔らかくする



1.頭頚部境界線の隙間を空ける

頭と首の境目を頭頚部境界線と呼んでいます。

この場所では直接脳と体を結んでいる脊髄や血管が通っていますのでこの隙間がなくなると脳への血流障害を起こすばかりか、神経も圧迫してしまいますので神経障害も引きおこしてしまいます。

首のコリと同様にスマホやパソコンの見すぎてストレートネックになってしまい、頭の重さに耐えられなくて頭と首の隙間がなくなってしまうのです。

頭頚部境界線で最も重要な部位は頭部と頸椎をつなぐ後頭環椎関節です。ここの関節が固くなってしまったり、詰まってしまいますと頸がガチガチになってしまうのです。

頭頚部境界線と後頭環椎関節は下図のようになっています。

頭頚部境界線への鍼治療です




2.頸椎の歪みを正す

現代人は姿勢が悪いので頸がストレートネックとなっている場合が多いのです。

ストレートネックになりますと頸椎が横ずれも起こしやすいので首コリの大きな原因となるのです。

鍼灸治療でと整体で頸椎の歪みを矯正して脳への血流を促進します。



頸椎への鍼治療と同時に頸椎へのソフトな整体治療も行います。




3.硬くなった頸の筋肉を柔らかくする

脳へ血液を送る血管は椎骨動脈と頸動脈があり、左右一対ですので計4本の動脈で脳へ血液を送っているのです。

頸の筋肉が硬くなりますとこの4本の動脈を締め付けてしまいますので、綺麗な酸素が行きわたらないばかりか、並行して走っている静脈も締め付けますので静脈血も戻らなくなります。

そうしますと脳内には酸素不足のドロドロ血液が蔓延することになるのです。

椎骨動脈と頸動脈の血流を良くするためには後頸筋と胸鎖乳突筋を緩める必要があるのです。


胸鎖乳突筋は首の最大の筋肉であり、直下を頸動脈が走っていますので、この筋肉が硬くなりますと頸動脈を圧迫して脳貧血を起こします

首の後ろの筋肉は大変複雑に絡み合って動いていますので、硬くなると石みたいにガチガチになっていまいます。

そのため太い鍼を打たないと改善しない例もあるのです。


首だけではなくて肩や肩甲骨周囲の筋肉も治療する場合もあります。



姿勢を正して自律神経を正常に動かそう

脳から派生した自律神経は背骨を介して各臓器に伸びています。

ですので背骨が曲がってしまうと神経を圧迫してしまい、正常に自律神経が働かなくなります。

交感神経と副交感神経は下図のように背骨から各臓器へ出てくる位置が決まっています。

不調を訴える臓器に対応する脊椎の調整をすると改善されるのです。

例えば胃の不調を訴える人は胸椎の7~8番あたりの調整をすることで胃の不調が劇的に改善することがあるのです。



sekituijounno脊椎上の鍼治療です脊椎上の脊椎上の鍼治療です



以上の三つの治療をすることによって脳へ綺麗な血液が大量に流れ込み、脳疲労が改善します。

加えて脊椎の調整をすることによって交感神経と副交感神経のバランスが整い、各臓器の調子も戻ってくるのです。



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